内装リフォームの工事期間の目安とは?期間を把握する必要性を解説!

内装リフォームの工事期間の目安とは?期間を把握する必要性を解説!

トイレや浴室、キッチンやリビングなど、内装のリフォームの際に、どのくらいの工事期間がかかるのかは見当がつかないものです。そもそも、リフォームを依頼する際に、依頼する側である私たちが工事期間を把握しておく必要があるのでしょうか。また、リフォームの場所ごとに、どのくらい工事期間が必要なのでしょうか。

今回は、そんな内装リフォームの工事期間について詳しく解説していきます。工事期間を短くするコツについても合わせてお話します。

内装リフォームの工事期間をあらかじめ把握する必要はある?

内装リフォームを依頼する際に、工事期間を把握しておく必要はあるのでしょうか。工事期間をあらかじめ把握しておく必要性についてお話します。

仮住まいが必要かどうかの判断ができる

内装のリフォームは、部分的な工事など内容によってはその家に住んだままで工事してもらうことも可能です。ただ、水が出ない、電気が使えない、工事の音がうるさいなど不便な生活にはなります。あまりに工事期間が長い場合、全面工事をする場合は、工事期間中にアパートなどの仮住まいを契約して移り住むことになるのです。その際におよその工事期間を把握しておけば、仮住まいが必要なのか、何ヶ月借りればいいのかを考えられます。

周囲に工事期間を知らせる必要がある

マンションの場合、管理組合にリフォームする旨を申請し、承認してもらう必要があります。その際にだいたいの工事期間と工事の流れを知らせる必要があります。一戸建てならば管理組合への申請は不要ですが、近隣の住宅に工事開始の挨拶に行った際におよその工事期間もお知らせするのが親切です。リフォームの工事期間は車両の出入りも多く音もうるさいので、近隣の住宅には負担をかけてしまいます。いつまで工事が続くか分からないことで思わぬ近隣トラブルになる可能性も考えられます。

内装のフルリフォームの工事期間の目安

内装のリフォームには、基礎や梁、柱といった構造体のみを残して内装の全体をリフォームする「フルリフォーム」と、トイレだけ、キッチンだけといった一部だけをリフォームする「部分リフォーム」があります。フルリフォームの場合、工事期間はおよそ1ヶ月から3ヶ月です。エクステリアや庭の植栽も手掛けるなら、プラスで2~4週間必要になります。室内全体が工事対象になるので、この期間は仮住まいになります。

内装の部分リフォームの工事期間の目安

内装の部分リフォームの場合、工事期間はリフォームする部分によって異なります。

キッチン

キッチンのリフォームは、位置を変更せずに設備だけ入れ替えるなら1週間ほどで終了します。キッチンの位置や向き、対面キッチンからL型キッチンになどタイプを変更する場合は、内装の工事もプラスされるので2~3週間必要になるのです。工事期間中はキッチンが使えなくなります。

トイレ

新しい便器への交換だけなら工事期間は1日で済むものです。ただし新しい便器にした際に床に古い便器跡が残ることが大部分なので、床の張り替えも必要となり、3日間が平均的な工事期間になります。内装も手掛けるなら、クロスの張り替えにプラス2日かかります。和便器から洋便器に替える場合は、3日間必要です。トイレの位置を変更するリフォームで、配管位置がずれていてアジャスターでも対応できない場合は、配管工事に3~5日かかります。この工事期間中はトイレが使えず、水自体が使えない時もあります。

浴室

ユニットバスの入れ替えだけなら、工事期間は短くて済むものです。浴槽のみなら1日、浴室全体でも4日あれば終了します。タイル風呂からユニットバスにリフォームするには配管や土間の基礎工事、木工事もあるので4~7日かかります。

リビング

リビングのリフォームの場合、フローリングの張り替えは3日、床暖房を追加する工事は1~4日、壁紙の張り替えは1~2日が工事期間の目安です。天井や壁、床の張り替えなども合わせて全てのリフォームを行う場合には、2~3週間かかります。

内装リフォームの工事期間を短くするコツ

内装リフォームの工事期間を、短くするコツはあるのでしょうか。

仮住まいをする

リフォーム工事期間、その住宅に住み続けたまま工事をしてもらうことも可能です。ただし、住人側もストレスですが、施工業者側も住人を気遣いながら工事するのでは効率が悪い場合があります。仮住まいした方がお互いストレスもなく、工事も早く進む場合が多々あります。

リフォームしやすくしておく

リフォームを行う部屋の家具は、工事の邪魔にならないならそのまま置いておくことも可能です。ただし傷をつけないように養生したり、工事中も避けながら工事したりと手間がかかります。可能な限りリフォームを行う周辺の家具などをどかしておけば、工事がスムーズに進みます。

複数個所をまとめてリフォームする

水回りなど、あちこちのリフォームをその都度単独で行うよりも、いくつかまとめて行った方が工事期間の合計は短くて済みます。業者選びや打ち合わせも一度で済んで、効率的です。

まとめ

内装のリフォームは、リフォームする箇所や内容によって工事期間が異なります。工事期間をあらかじめ知っておくことは、施工主として大切なことです。リフォームの打ち合わせの際に、施工業者に確認しましょう。また、いくつかの工夫を凝らすだけで、リフォームの期間を短くできるため、できることをやっておくと良いでしょう。

「株式会社瀬良忠建設」は、広島県福島市で新築・リフォーム工事を手掛ける地域密着型の建設会社です。内装リフォームも、一部分だけのちょっとしたリフォームからフルリフォームまで、多くの施工実績がございます。ご希望の生活について丁寧にヒアリングしながら、最適なリフォームを提案させていただきます。工事期間についてなど、ご不明な点も説明しながら進めて参ります。内装リフォームをお考えの方は、まずはお気軽にお問合せください。